農学部百周年記念交流スペース

[1] 施設概要 [2] 利用について

[3] 利用申込みについて[4] デザインコンペ

[5] ウッドデザイン賞受賞[6] 竣工式

[7] 寄附企業一覧[8] お問い合わせ先

[1] 施設概要

プロジェクト概要と基本コンセプト

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六角形の特徴的な形状は、『自然と人、大学と地域、過去と未来』をつなぐ象徴となっています

歴史的背景:次の百年へ
九州大学農学部は2019年に創立百周年という歴史的な節目を迎えました。この重要な記念事業として、新キャンパスに記念建築物の建立が計画されました。場所は、農学部講義室に近いキャンパスコモンのエリア。百周年記念事業の寄附(64団体、1,201名)によって、完成しました。

学生提案のデザインコンペ
コロナ禍の2020年に実施した学生のデザインコンペでは22作品の応募があり、最優秀賞に選ばれた留学生(Maeng Juchanさん、Ge Yiさん)のデザインが設計の基礎となりました。建築過程そのものが教育の場になり、建築系組織(BeCAT)と農学部百周年記念事業会の連携でコンペを実施しました。

スギ大径材:素材へのこだわり
最も重要な設計条件として、九州大学農学部附属演習林で98年前に植林されたスギの丸太を使用することが指定されました。これは農学部の歴史と森林資源の循環利用という理念を体現するものです。2018年に伐採、学生や技術職員の手で樹皮がむかれ、7年乾燥。6本の巨大な丸太は、そのままの姿で建物の主要な構造材として使用されています。


社会的意義と木の文化継承

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交流の場としての機能
▸学生と教職員、地域住民が集い、対話できる空間として設計
▸大学と地域社会の架け橋となることを目指す
▸多様なイベントや日常的な利用を通じて、人と人、人と木、大学と地域をつなぐ役割

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学生デザインコンペ最優秀賞者と農学部長(当時)

教育・研究・文化継承の場
▸建築過程および建築物自体が木造建築の可能性を示す教材
▸伝統技術の価値を次世代へ伝える役割
▸21tの二酸化炭素を固定している等、脱炭素社会での木材利用の意義を伝える役割

100年の時を繋ぐ象徴
▸演習林から調達された約100年生の木材を使用
▸建築過程で多くの学生、教職員、関係者が連携
▸木の持つ時間性と永続性が、大学の歴史と未来への展望を体現


4つの特徴

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丸太の選定と準備
▸演習林の6本の丸太は、歴史的価値と構造的適性を考慮して慎重に選定(2018年伐採)
▸98年もの間大切に育てられたスギ材は、建築材料としての優れた特性
▸一方で、自然素材特有の不均一性という課題

3Dスキャンとデジタルモデリング
▸施工の技術的挑戦:表情が異なる丸太の正確な施工図/加工図の作成
▸農学部木質材料工学研究室での含水率等性情調査によるJAS材同等の品質確保、工学部建築学部門の協力による各丸太の精密な3Dスキャンを実施
▸データを基にBIMモデルを構築、丸太の自然な形状を正確にデジタル空間で再現

伝統工法による加工と接合
▸デジタルモデルを基に加工位置を決定。熟練大工が伝統的な継手・仕口を手加工
▸特に六角形の屋根構造と丸太を接合する部分は、高度な精度が要求される複雑な形状となり、伝統技術と現代技術の融合によって実現可能に
▸ほとんどの接合部にGIR接合を使用。背割や加工部からのエポキシ樹脂の漏れを防ぐ対策もBIMモデル及び加工時に注力

施工管理、建て方
▸耐力壁のない六角形平面の樹状構造を実現するための高度な構造解析の結果、GIR接合は424ヶ所。GIRの充填管理を徹底
▸基礎⇔柱における接合部のアンカーボルト精度の管理徹底(1本の柱に8本、12本のボルト)
▸BIMモデルを使用した丸太と工場プレカットの精度管理など品質管理における重点的な管理を実施

3Dスキャンデータの活用は、このプロジェクトの革新的な側面です。各丸太の表面形状、曲がり、節の位置などを正確に計測し、それらのデータをBIMソフトウェアに取り込むことで、設計と施工の精度を飛躍的に向上させました。この技術により、自然素材の不規則性という従来の課題を克服し、複雑な形状の木造建築を実現することができました。


[2] レンタルスペースの利用について
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農学部百周年記念交流スペースは、「多様なイベントや日常的な利用を通じて、人と人、人と木、大学と地域をつなぐ役割」を担っています。地域社会の交流の場、レンタルスタジオ、打ち合わせ、イベントスペース、発表の場など、学内者のみならず一般の方もレンタルスペースとしてご利用いただけます。

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1. レンタルスペースの概要
 場所:ウエストゾーンのウエスト5号館南側
 伊都キャンパス地図:キャンパスマップ
 延床面積:42㎡
 設備:電気、コンセント2カ所
 備品:机(折り畳み・高さ調整可)4台、椅子20脚
 入構料:お車でお越しの方は入構料300円が必要です。詳しくはお問い合わせください。

2. 利用規則
 農学部百周年記念交流スペース規程

3. 利用時間
 平日の午前10時から午後10時まで
 休業日:土曜・日曜・祝日・年末年始(12月28日~1月4日)

4. 利用料金
 利用料金は、電気料・消費税を含んだ金額です。

使用時間 使用料金(円)
学内関係者* 学外者
2時間以内 1,000 2,000
4時間以内 2,000 4,000
6時間以内 3,000 6,000
終日利用(6時間を超える場合) 4,000 8,000

*九州大学の職員・学生および九州大学農学部同窓会に加入している会員

5. 利用に関してのお願い・注意事項

 

6. 利用者の声と反響
 詳しくはこちらをご覧ください。


[3] レンタルスペースの利用申込みについて
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1. 申込みの流れ
空き状況確認
 ↓
予約・申込み
 ↓
ご利用料金のお支払い
 ↓
ご利用

2. 空き状況カレンダー
 カレンダー表示

3. 予約・申込み方法
 使用予定日14日前までに、庶務係(nossyomu★jimu.kyushu-u.ac.jp)へメールで申込み
 ※メールアドレスの★を@に変更してください。
 様式:交流スペース使用申込み・許可書・使用ルール

4. ご利用料金のお支払い
ご利用料金は前納となっています。
許可書と支払いのご案内をメールにてお送りいたしますので、内容をご確認のうえ、期日までにお支払いくださいますようお願いいたします。
※天災地変その他不可抗力により利用ができなくなった場合を除き、納入された利用料金は還付いたしかねます。
※本施設は前納制のため、期日までに入金の確認ができない場合は、ご利用いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。

お支払い方法 詳細
銀行振込 『利用料のお支払いについて』に記載の振込先へお支払いください。(振込手数料は利用者ご負担でお願いします。)
経費 本学教職員が業務のため本学管理の経費(大学運営費・寄附金・科学研究費補助金など)で利用料金を負担する場合は、学内手続きにより料金を差し引きます。

[4] BeCATデザインコンペの様子

BeCATサイト:農学部百周年記念交流スペース学生デザインコンペティション最優秀賞が決定しました


[5] ウッドデザイン賞受賞

農学部百周年記念交流スペースは、2025年度ウッドデザイン賞を受賞しました。
木を使うことによって、社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を評価・表彰する顕彰制度が、「ウッドデザイン賞」です。(ウッドデザイン賞サイトより)

ウッドデザイン賞サイト:2025年度受賞九州大学農学部創立百周年記念交流スペース
株式会社大匠建設サイト:ウッドデザイン賞受賞のご報告


[6] 竣工式
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令和7年3月24日(月)に竣工式を執り行いました。

BeCATサイト:九州大学農学部創立100周年記念交流スペースとしてBeCAT提案「森の庭」竣工


[7] 寄附企業一覧

農学部百周年記念事業に、多くの企業・団体の皆さまから、温かいご支援をいただきました。
皆さまのお力添えにより、憩いの場として新たな一歩を踏み出すことができました。

以下に、ご寄附を賜りました企業・団体の皆さまを掲載いたします。

法人からの寄附一覧(2024.12.31現在)


[8] お問い合わせ先

九州大学農学部等総務課庶務係
TEL:092-802-4505
E-mail:nossyomu★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。