学位授与規定

博士課程学位授与基準

1.課程博士においては令和7年度以降に入学、論文博士においては令和7年度以降に論文を提出した者に適用する基準
生物資源環境科学府 博士課程の修了要件は「九州大学大学院生物資源環境科学府規則」第13条に基づく。各専攻の申請資格を満たす者に対して、学府教授会で承認された3名以上の審査員(課程博士については外部調査委員(※)を含む)による学位論文の審査および最終試験の結果を基に、専攻および学府教授会で審査と修了認定が行われる。
※外部調査委員は、他専攻、他学府もしくは他機関等から適任者を選出するものとする。
課程博士の博士論文の審査に当たっては、査読付き国際的学術雑誌に掲載(受理)を要件とし、詳細は各専攻(教育コース)で定める。
論文博士の博士論文の審査に当たっては、学術雑誌に掲載(受理)を要件とし、詳細は各専攻(教育コース)で定める。
資源生物科学専攻 (農業生物科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では国際的学術雑誌を含む査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があること、あるいはこれに準ずる業績が必要であることとする。
(動物・海洋生物科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き国際的学術雑誌を含む学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があること、あるいはこれに準ずる業績が必要であることとする。
ただし、動物・海洋⽣物科学分野の特性として、社会実装に向けた実学研究に対して、査読付きの国内全国規模学会誌への掲載(受理)もこれに含める。
環境農学専攻 (森林環境科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)が必要であることとする。
ただし、森林環境科学分野の特性として、研究対象が国内から海外まで多岐にわたることから、国内全国規模学会誌への掲載(受理)もこれに含める。
(生産環境科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として3編以上の業績が必要であることとする。
ただし、生産環境科学分野の特性として、国内の諸課題の解決を目的とした技術開発への貢献も価値ある業績として認めているため、農業農村工学、農業食料工学、農業気象学、土壌学等に関わる研究の国際的かつ先進的な発展を牽引している国内全国規模学会誌への掲載(受理)もこれに含める。
(サスティナブル資源科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)が必要であることとする。
ただし、サスティナブル資源科学分野の特性として、研究対象が国内から海外まで多岐にわたることから、国内全国規模学会誌への掲載(受理)もこれに含める。
農業資源経済学専攻 博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として5編以上の業績が必要であることとする。
ただし、農業資源経済学分野においては、研究の特性上、国内学会誌が国際的学術雑誌と同等あるいはそれ以上の質を有するため、国内学会誌への掲載(受理)もこれに含める。
生命機能科学専攻 博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き国際的学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)が必要であることとする。

2.課程博士においては平成31年度~令和6年度に入学、論文博士においては平成31年度~令和6年度に論文を提出した者に適用する基準
生物資源環境科学府 博士課程の修了要件は「九州大学大学院生物資源環境科学府規則」第13条に基づく。各専攻の申請資格を満たす者に対して、学府教授会で承認された3~4名の審査員による学位論文の審査および最終試験の結果を基に、専攻および学府教授会で審査と修了認定が行われる。
資源生物科学専攻 (農業生物科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者としての業績が3編以上)があること、あるいはこれに準ずる業績が必要であることとする。
(動物・海洋生物科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き国際誌を含む学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があること、あるいはこれに準ずる業績が必要であることとする。
環境農学専攻 (森林環境科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として2編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として5編以上の業績が必要であることとする。
(生産環境科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として3編以上の業績が必要であることとする。
(サスティナブル資源科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として2編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として5編以上の業績が必要であることとする。
農業資源経済学専攻 博士論文の審査に当たっては、課程博士では学術雑誌に筆頭著者として2編以上の業績があるか、査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績があることが必要であることとする。また、論文博士では、査読付き学術雑誌に筆頭著者として5編以上の業績が必要であることとする。
生命機能科学専攻 博士論文審査に当たっては、課程博士では査読付き欧文誌に筆頭著者として1編以上の業績があるか、あるいは掲載受理となっていることが必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があるか、あるいは掲載受理となっていることが必要であることとする。

3.平成30年度以前に入学した者に適用する基準
生物資源環境科学府 博士課程の修了要件は「九州大学大学院生物資源環境科学府規則」第13条に基づく。各専攻の申請資格を満たす者に対して、学府教授会で承認された3~4名の審査員による学位論文の審査および最終試験の結果を基に、専攻および学府教授会で審査と修了認定が行われる。
資源生物科学専攻 (農業生物資源学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者としての業績が3編以上)があること、あるいはこれに準ずる業績が必要であることとする。
(動物・海洋生物資源学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き国際誌を含む学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があること、あるいはこれに準ずる業績が必要であることとする。
環境農学専攻 (森林環境科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として2編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として5編以上の業績が必要であることとする。
(生産環境科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として2編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として3編以上の業績が必要であることとする。
(農業環境科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があることとする。
(サスティナブル資源科学教育コース)
博士論文の審査に当たっては、課程博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として2編以上の業績が必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に筆頭著者として5編以上の業績が必要であることとする。
農業資源経済学専攻 博士論文の審査に当たっては、課程博士では学術雑誌に筆頭著者として2編以上の業績があるか、査読付き学術雑誌に筆頭著者として1編以上の業績があることが必要であることとする。また、論文博士では、査読付き学術雑誌に筆頭著者として5編以上の業績が必要であることとする。
生命機能科学専攻  博士論文審査に当たっては、課程博士では査読付き欧文誌に筆頭著者として1編以上の業績があるか、あるいは掲載受理となっていることが必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があるか、あるいは掲載受理となっていることが必要であることとする。
生物産業創成専攻 博士論文審査に当たっては、課程博士では査読付き欧文誌に筆頭著者として1編以上の業績があるか、あるいは掲載受理となっていることが必要であることとする。また、論文博士では査読付き学術雑誌に5編以上の業績(筆頭著者として3編以上の業績)があるか、あるいは掲載受理となっていることが必要であることとする。

博士課程学位申請資格について

1.課程博士においては平成31年度以降に入学した者、または論文博士においては平成31年度以降に論文を提出した者に適用する基準
資源生物科学専攻 博士論文の提出に当たっては、各教育コースで業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実験科目2単位を取得しておく必要がある。
環境農学専攻 博士論文の提出に当たっては、各教育コースで業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実験科目2単位と選択必修科目4単位の合計6単位を取得しておく必要がある。
農業資源経済学専攻 博士論文の提出に当たっては、専攻で業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実習科目2単位と選択必修科目4単位の合計6単位を取得しておく必要がある。
生命機能科学専攻 博士論文の提出に当たっては、専攻で業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実験科目2単位を取得しておく必要がある。

2.平成30年度以前に入学した者に適用する基準
資源生物科学専攻 博士論文の提出に当たっては、各教育コースで業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実験科目2単位を取得しておく必要がある。
環境農学専攻 博士論文の提出に当たっては、各教育コースで業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実験科目2単位と選択必修科目4単位の合計6単位を取得しておく必要がある。
農業資源経済学専攻 博士論文の提出に当たっては、専攻で業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実習科目2単位と選択必修科目4単位の合計6単位を取得しておく必要がある。
生命機能科学専攻 博士論文の提出に当たっては、専攻で業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実験科目2単位を取得しておく必要がある。
生物産業創成専攻 博士論文の提出に当たっては、専攻で業績、論文内容、審査員を確認し、事前了承を得ることとする。また、課程博士では、修了要件単位数16単位のうち、特別実験科目2単位を取得しておく必要がある。