沿革
九州大学農学部は、大正8年(1919年)2月官制上設置され、大正10年(1921年)4月、1学科10講座で授業を開始しました。以来、モンスーンアジア地域に近接した基幹大学として、教育研究の質と量にわたる発展をとげ、学科・講座の拡大・拡充を繰り返してきました。平成12年、新たな学問分野の進展に対応した学際的・国際的な研究の推進を容易にすることを意図して、大学院重点化の達成と学府・研究院制度の導入に基づき、大幅な組織改編を行いました。農学部創設以来の沿革は次の通りです。
大正(1912~1926)
| 8年4月1日 | 九州帝国大学に農学部設置 |
|---|---|
| 9年8月28日 | 農学科設置 |
| 10年4月22日 | 附属農場設置 |
| 11年2月2日 | 農芸化学科及び林学科設置 |
| 11年5月29日 | 附属演習林設置 |
| 11年9月 | 早良地方演習林設置 |
| 11年11月 | 粕谷地方演習林設置 |
昭和(1926~1989)
| 11年10月20日 | 九州大学に彦山生物学研究所設置 |
|---|---|
| 14年3月 | 宮崎地方演習林設置 |
| 15年5月11日 | 蚕糸化学研究所設置 |
| 16年4月1日 | 水産学科設置 |
| 17年4月1日 | 農業工学科設置 |
| 19年8月22日 | 附属水産実験所設置 |
| 21年4月1日 | 畜産学科及び農政経済学科設置 |
| 22月10月1日 | 九州帝国大学は九州大学と改称 |
| 24年1月31日 | 蚕糸化学研究所は蚕糸化学講座となる |
| 24年2月 | 北海道地方演習林設置 |
| 27年7月 | 指宿試験地設置 |
| 28年4月1日 | 大学院農学研究科設置(農学、農芸化学、林業学、林産学、水産学、農業工学、畜産学、農政経済学各専攻設置) |
| 30年3月 | 附属水産実験所が津屋崎に移転 |
| 32年4月1日 | 附属木材研究施設(3部門)設置 |
| 32年4月1日 | 九州大学附属彦山生物学研究所が農学部の附属となる |
| 36年4月1日 | 林産学科設置 |
| 39年4月1日 | 附属生物的防除研究施設(天敵微生物学部門)設置 |
| 40年4月1日 | 食糧化学工学科設置 |
| 41年4月1日 | 附属生物的防除研究施設(天敵増殖学部門)設置 生物環境調節センター設置 |
| 44年4月1日 | 食糧化学工学専攻(修士)設置 附属木材研究施設廃止 |
| 46年4月1日 | 附属彦山生物学研究所は附属彦山生物学実験所と名称変更 |
| 47年4月1日 | 食糧化学工学専攻(博士)設置 |
| 47年5月1日 | 附属家蚕遺伝子実験施設設置 |
| 50年4月1日 | 熱帯農学研究センター設置 |
| 56年4月1日 | 高原農業実験実習場設置 |
| 62年5月21日 | 附属遺伝子資源研究センター設置 附属家蚕遺伝子実験施設廃止 |
平成(1989~2019)
| 元年4月1日 | 遺伝子資源工学専攻(修士)設置 |
|---|---|
| 3年4月1日 | 遺伝子資源工学専攻(博士)設置 |
| 5年10月1日 | 附属演習林本部を粕屋地区に移転し、粕屋・早良両地方演習林を統合し、福岡演習林と改称 宮崎、北海道地方演習林を宮崎、北海道演習林と改称 |
| 6年10月1日 | 大学院農学研究科に国際開発研究特別コースを設置 |
| 9年4月1日 | 附属遺伝子資源開発研究センター設置 附属遺伝子資源研究センター廃止 |
| 10年4月1日 | 農学部9学科を生物資源環境学科に改組 農学研究科を生物資源環境科学研究科に改称 農学専攻、農芸化学専攻、畜産学専攻、遺伝子資源工学専攻を生物資源開発管理学専攻、植物資源科学専攻、遺伝子資源工学専攻に再編 |
| 10年4月9日 | 附属彦山生物学実験所は省令により廃止さ れ、農学部の附属施設となる |
| 11年4月1日 | 農芸化学専攻、水産学専攻、畜産学専攻、農政経済学専攻、食糧化学工学専攻を生物機能科学専攻、動物資源科学専攻、農業資源経済学専攻に再編 |
| 12年4月1日 | 大学院農学研究院設置 (生物資源開発管理学、植物資源科学、生物機能科学、動物資源科学、農業資源経済学、生産環境科学、森林資源科学、遺伝子資源工学各部門設置) 大学院生物資源環境科学研究科を大学院生物資源環境科学府に改称 農業工学専攻、林業学専攻、林産学専攻を生産環境科学専攻、森林資源科学専攻に再編 九州大学農学部附属生物的防除研究施設は農学研究院の附属となる 九州大学農学部附属遺伝子資源開発研究センターは農学研究院の附属となる 九州大学農学部附属水産実験所は大学院生物資源環境科学府の附属となる 附属農場事務部と附属演習林事務部が統合され、附属農場・演習林事務部となる |
| 16年4月1日 | 国立大学法人化に伴い、九州大学は国立大学法人九州大学に改編 |
| 17年4月1日 | バイオアーキテクチャーセンター設置 大学院農学研究院に有体物管理センターを設置 |
| 18年10月1日 | 伊都キャンパス農学研究院分室設置 |
| 19年9月19日 | 大学院農学研究院に東アジア農業資源環境リスク研究センターを設置 |
| 19年12月19日 | 大学院農学研究院に生物生産・生物多様性センターを設置 |
| 20年7月1日 | 農学部事務部と附属農場・演習林事務部が統合され、農学部事務部となる |
| 22年4月1日 | 大学院農学研究院8部門を資源生物科学部門、環境農学部門、農業資源経済学部門、生命機 能科学部門に再編 大学院生物資源環境科学府8専攻を資源生物科学専攻、環境農学専攻、農業資源経済学専 攻、生命機能科学専攻、生物産業創成専攻(博士後期課程のみ)に再編 有体物管理センターを九州大学学内共同利用施設として改編 |
| 22年10月1日 | 農学部生物資源環境学科国際コースを新設 |
| 23年4月1日 | 生物環境調節研究センターを生物環境利用推進センターとして改編 |
| 24年1月1日 | 合成システム生物学研究センター設置(平成27年3月31日期間終了) |
| 24年10月1日 | 食品機能デザイン研究センター設置(平成28年3月31日期間終了) |
| 25年4月1日 | 附属国際農業教育・研究推進センター設置 |
| 26年4月1日 | 大学院農学研究院11講座を9講座に再編 |
| 27年4月1日 | バイオアーキテクチャーセンターを附属イノベーティブバイオアーキテクチャーセンターとして改編 植物フロンティア研究センター設置 |
| 29年4月1日 | 合成システム生物学研究センター設置期間終了 |
| 30年4月1日 | 附属昆虫科学・新産業創生研究センター設置 |
| 30年10月1日 | 伊都キャンパス開講 |
令和(2019~現在)
| 2年8月1日 | 附属アクアバイオリソース創出センター設置 |
|---|---|
| 3年4月1日 | 伊都キャンパス農場開講 |
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