教員紹介

教授

古賀 信也

主な研究

「様々な樹種の材質変動の把握とその要因の解明」
「立木の非破壊的材質評価法の開発」
「木造文化財用資材確保に関する研究」
「木質バイオマスのエネルギー利用」
「国内外における伝統的木材利用法の科学的理解に関する研究」

プロフィール

活動概要

〇研究活動
地球環境保全と森林資源利用の調和を基本理念に森林資源育成とその利用に関する研究をフィールドをベースに実施しています。現在取り組んでいるおもな研究課題は以下の通りです。
(1)クスノキ、ミズナラ、侵略的外来侵入樹種の材質変動の把握と解明
(2)立木用X線非破壊装置の開発
(3)檜皮生産のための剥皮がヒノキの成長と材質に及ぼす影響に関する研究
(4)林地残材のエネルギー利用および様々な樹種における樹幹炭素蓄積量の評価
(5)椎葉村における伝統的木材利用状況の調査とその特殊性の評価
(6)外地演習林における教育研究・管理運営実態の解明

〇教育活動
大学院では森林資源環境科学教育コース学生対象の講義,学部では地球森林科学コース学生対象の講義・実習,低年次(全学)学生対象の講義を行っています。「九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)Bio&Life コース」において高校生の研究指導も行っています。

〇社会連携活動
産官学連携研究の実施。一般市民を対象にした公開講座・森林教室・研修等の講師.地元自治体の審議委員等

ひとこと

九州大学は広大で多様な森林をもっており、多種多様な樹木が生きています。そのような樹木に対し幹(木部)が形成される仕組の解明や成長の結果得られた木材の利用に関する研究を行っています。ぜひ大学の森を訪れてください。

担当科目

学部

樹木学
森林資源管理学
山地森林管理学
森林調査実習Ⅰ・Ⅱ

大学院

Forests and Forestry Science (E科目)
森林資源管理学
森林生産制御学特論