教員紹介

准教授

前川 裕美

主な研究

「メタノール資化酵母の接合型変換の分子機構」
「メタノール資化酵母の細胞質微小管の制御機構」

プロフィール

活動概要

主にメタノール資化能を持つ出芽酵母を対象に、有性生殖と無性生殖(細胞分裂)の制御機構の研究を行なっている。研究課題は、メタノール資化酵母のFlip-flop型二次ホモタリズムの分子機構の解明、出芽酵母の一次ホモタリズムにおける接合型遺伝子の発現制御機構の解明、真菌の細胞周期と微小管細胞骨格の協調的制御の解明、及び接合能の向上した産業酵母菌株の取得。
教育活動では、学部・学府の国際コースの留学生を対象に英語による授業と留学生の修学のサポート、及び大学院国際コースの運営を担当。

ひとこと

性は動植物だけでなく微生物にも重要な特徴であり、酵母が持つ性転換能は種の繁栄に貢献してきたと考えられます。私は酵母の生殖戦略に興味を持っており、性を転換する分子機構を解明し、進化過程でどのように生じたのかを明らかにしようとしています。
また、日本人・外国人学生を問わず国際感覚豊かな人材になるように、研究院の国際化を進めています。

担当科目

学部

日本農業入門Ⅰ・Ⅱ
Basic Laboratory Experiments in Natural Science Ⅰ(Biology)
Agricultural Field Visit 2
Microbiology

大学院

研究基礎概論
日本農業特論Ⅰ・Ⅱ
アグリバイオ先進技術と国際貢献