教員紹介

山口 明彦

プロフィール

活動概要

○研究概要
動物の性はゲノム上の性決定遺伝子で決定されますが、生殖腺の分化にはクロマチンの構造変化および、さまざまな転写因子が関与します。生殖器官内で、精（卵）母細胞は、減数分裂を経て半数体の生殖細胞となりますが、さらに形態的変化（精子変態、卵黄の蓄積等）を完了し、成熟過程（排精、排卵）を経て、初めて受精および発生が可能となります。このような生物界に共通な基盤である生殖細胞の形成機構、生殖細胞構造および成熟過程の分子機構を、魚類（キンギョ、ゼブラフィシュ、フグ）を実験材料に用いて解析しています。手法としては分子生物学、細胞生物学を用いています。また、魚類の環境応答に関しても分子レベルでの解析を行っています。

○教育活動
学部２・３年生の学生実験と科学英語を主に担当しています。
また卒論学生、研究生および院生のコア科目あるいは実験の指導ならびに補助を行っています。留学生G30プログラムの英語講義（Animal　and Marine Life Science) を担当しています。

ひとこと

担当科目

学部

水族生理生態学Ⅰ

大学院