【トピックス】夜の昆虫観察から樹木ビンゴまで!―椎葉村立大河内小学校の児童が宮崎演習林で宿泊学習を体験-
2026年7月2日から3日にかけて、宮崎演習林にて宮崎県椎葉村立大河内小学校の全校児童9名による宿泊学習が行われました。
大河内小学校は、九州山地の山間部に位置し、最寄りのコンビニエンスストアまで車で1時間弱を要する奥山にある、児童数9名の小さな学校で、地域にとってかけがえのない学びの拠点となっています。本取組は、宮崎演習林の近隣に位置する大河内小学校との連携事業の一環として毎年実施しているものです。
1日目の夕食は、児童たちが協力して作った特製カレーをみんなで囲み、笑顔あふれる楽しい宿泊学習のスタートとなりました。夜には事務所屋上でライトトラップを実施し、光に集まってくる多様な昆虫たちを図鑑と拡大鏡を使って同定に挑戦しました。児童たちは普段は目にしない夜の森の生きものたちの姿に目を輝かせていました。
宮崎演習林の学生宿舎に宿泊した翌日は、森へ出発して「樹木ビンゴゲーム」を行いました。班ごとに分かれ、指定された9種類の樹木を探して特徴を調べながらシートを埋めていきます。児童たちは仲間と話し合いながら葉の形を比べたり、拡大鏡で葉の表裏をじっくり観察したり、楽しみながら森の多様な樹木についての理解を深めました。
体験学習の後、児童たちからは「地元の自然を詳しく知ることができた」「地元がより好きになった」といった感想とともに、心温まる感謝の言葉が寄せられました。
宮崎演習林では長年にわたり、大河内小学校の体験学習を支援してきました。演習林のフィールドを活用して行われている大河内小学校のユニークな体験学習の取組は、宮崎県教育委員会から表彰されるなど、地域から高い評価をいただいています。今後も地域に開かれた教育研究フィールドとして地元の教育機関との連携を深め、自然体験を通じて次世代を担う子どもたちの探究心を育む取組を続けてまいります。
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