【トピックス】鬼倉 徳雄 教授が「希少淡水魚セボシタビラの絶滅回避に向けた取組」で環境大臣表彰を受賞!
2026.05.20
トピックス
鬼倉教授がこれまで取り組んできた、絶滅の危機に直面するタナゴの仲間・セボシタビラの保全・保護活動が評価され,令和8年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞しました。
「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰
自然環境の保全に対する顕著な功績があった団体や個人の功績をたたえ、また自然環境の保全について国民の認識を深めることを目的に、平成11年より毎年、環境大臣による表彰が行われています。
受賞理由
国内希少野生動植物種であるセボシタビラについて、河川の災害復旧工事から緊急避難させるとともに、飼育下での増殖、野生復帰に取り組むなど、希少種の保護に大いに尽力したことが評価されました。
鬼倉 教授からのコメント
セボシタビラは、九州北部にしか生息しない固有亜種で、個体数と生息地が急減したため、「種の保存法」で国内希少野生動植物種に指定されています。平成29年7月九州北部豪雨後の河川改修で、筑後川支流のある川から絶滅しそうになり、九州大学水産実験所に数個体を持ち帰りました。そして、毎年、飼育下での繁殖を繰り返して個体数を増やし、これまで3度の放流を実施しました。その後のモニタリングや適正な放流数を推定するための新たな手法の開発などにも取り組んでいます。3月後半から6月末までは産卵期なので、週末・祝祭日も、セボシさんたちのお世話と人工授精で大忙しです。放流個体が定着し、早期に完全復活することを切に願っています。
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