【トピックス】宮本 敬久 名誉教授が2026年度日本食品保蔵科学会 学会賞を受賞しました

2026.07.31 トピックス

宮本 敬久 名誉教授が2026年度日本食品保蔵科学会 学会賞を受賞しました。
受賞対象となった研究業績は、「青果物の微生物汚染とその制御に関する研究」です。


日本食品保蔵科学会および学会賞
日本食品保蔵科学会は、食品の低温保蔵に関する基礎的研究ならびに応用に関する研究を推進し、生産、貯蔵、加工、流通等の技術およびこれらに関する機器の改善を図り、食品流通の合理化と食生活の安定を期とすることを目的とし、1975年「日本コールドチェーン研究会」として発足しました。
1987年「日本食品低温保蔵学会」として組織を拡大し、日本学術会議学術登録団体に認定され、会員数約3,000名を擁する学会となりました。
さらに1997年に食品保蔵分野の拡大と学問技術の発展を受け、学会名を「日本食品保蔵科学会」と改称し、新たな社会的ニーズに応えています。

学会賞は、本学会の目的分野において特に顕著な研究業績をあげた者に授与されます。


研究内容

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受賞の対象となった「青果物の微生物汚染とその制御に関する研究」は、野菜や果物を食中毒菌から守り、私たちが安全に食べるための技術を開発したものです。大きく3つの成果があります。

  1. 菌がつく原因の解明:土の中の食中毒菌は根から野菜の内部へは入りにくいが、野菜に「傷」があるとそこから入り込み、長期間生き残ることがわかりました。土の跳ね返りを防ぐシートの活用や、傷をつけないことが重要です。
  2. 新しい殺菌法の開発:単独の方法に頼らず、安全な殺菌水、ミクロの泡、緑茶や紅茶の成分などを「組み合わせる」ことで、野菜の鮮度を保ちながら菌を劇的に減らすことに成功しました。
  3. 菌のこびりつき防止:特定の安全な成分を使うことで、食中毒菌が頑丈な膜(バイオフィルム)を作って野菜や機械にこびりつくのを防ぐことにも成功しました。

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