教員紹介

助教

金子 諒右

主な研究

「非侵襲かつ正確ながん診断を可能にするハイスループットメタボロミクスの開発」
「低分子ペプチドを網羅的に解析可能なDe novo シーケンス法の確立と未知機能ペプチドの探索」
「機能性タンパク質の機能本体の探索」
「疾患特異的な代謝物パターン同定」

プロフィール

活動概要


  • 質量分析法を用いると血液や尿の代謝物の網羅的解析が可能です。しかし、現在は網羅性・スループット性、コストに大きな課題があります。これをLDI-MSの基材によって解決し、非侵襲ながんやその他の疾患の診断、治療法決定に活かす技術の開発をしています。

  • 生体サンプル中の低分子ペプチドを網羅的に同定・定量することは困難です。これを可能にするため、誘導体化法とイオンモビリティ質量分析(MS)を組み合わせた手法の開発を行っています。

  • その他、上記の研究で開発中の分析技術を、食品由来の機能性タンパク質の機能性のメカニズムの解明などにも応用しています。

ひとこと

研究は世の中のあたりまえ・常識を覆して、新たなより正しい理解を可能にするものです。研究の本質に則り、既存技術と異なる未来の未病医療・個別化医療の社会実装の基盤になるような仕事がしたいです。

担当科目

学部

分析化学実験

大学院