教員紹介

教授

佐藤 宣子

主な研究

「減災にむけた森林環境政策の合意形成手法に関する研究」
「自伐型林業による中山間地域の経済循環と環境保全モデルの構築」
「少子高齢化時代における私有林地の継承と持続的な森林管理手法に関する研究」
「森林の多面的機能の持続的発揮に向けた直接支払い制度の効果と課題に関する研究」
「林家経営の変容と森林管理問題に関する研究」
「分権化時代における自治体による森林環境税の使途に関する研究」

プロフィール

活動概要

○研究活動
農山村地域におけるフィールド調査を基礎にして、持続的な林業経営、多面的機能の確保に向けた森林資源管理、山村地域の振興・生活問題等に関わる社会経済的な分析を行い、森林政策の課題を論じている。近年は、減災対策や小規模な自伐型林業の可能性について研究を進めています。

○教育活動
森林政策学、森林環境経営学、森林政策学実習及び演習などの学部授業科目、森林資源管理学、林業経済学特論等の大学院科目を担当し、分野配属の学生、院生の論文指導を行っています。
学外では、林業経済学会会長として学会運営に携わるとともに、NPO法人九州森林ネットワーク理事長を務め社会連携活動を行っています。また、国土交通省山村対策分科会特別委員、福岡県農林水産振興審議会委員等を委嘱され、研究分野を生かした社会活動を行っています。

ひとこと

学生の皆さんと林業や山村の現場に足を運び、データを収集し、そこでの社会課題を解決すべく研究をするのが好きです。研究で得意なことは山道運転です。今後、取り組みたい研究テーマは、中欧ヨーロッパでの農業用トラクタを用いた傾斜地林業の持続可能性についてです。コーギー犬をこよなく愛し、森林管理における犬の役割について研究テーマにしたいと思料中です。

担当科目

学部

森林環境社会学
森林政策学Ⅰ・Ⅱ

大学院

森林資源管理学
林業経済学特論