教員紹介

教授

広瀬 直人

主な研究

「食品の機能性、加工および利用に関する研究」

プロフィール

活動概要

〇研究・教育活動
平成元年に大阪府立大学農学部農芸化学科を卒業。平成2年からカゴメ株式会社に研究員として勤務し、果汁の非加熱濃縮や香辛料の品質に関する研究に従事しました。同社を退職後、大阪府立大学大学院農学研究科にて酵母の分子育種研究を行い、平成11年に博士号(農学、学位論文名「アルコール発酵用酵母Saccharomyces cerevisiaeの分子育種」)を取得しました。同年4月より沖縄県農業試験場(のちに沖縄県農業研究センターに改組)に研究員として勤務し、黒糖の製造や乳酸発酵および有用成分利用技術、青果の低温輸送や病害抑制など、農産物の加工利用や鮮度保持研究に従事しました。また、平成30年より沖縄県工業技術センターにて、食品加工技術の研究および企業への技術支援に従事しました。令和4年に鹿児島県立短期大学生活科学科食物栄養専攻教授に着任し、食品学や食品衛生学の講義や実験など栄養士養成に関わる科目を担当しました。令和6年に生命機能科学部門食品免疫機能分析学寄附講座教授に着任し、共同で幅広い食品の加工や免疫機能に関する研究を行っています。

〇社会連携活動
平成30年より令和5年まで日本食品科学工学会理事、令和元年より日本食品保蔵科学会理事、令和4年より黒糖品質検査アドバイザー(沖縄県黒砂糖協同組合)などを行っています。

ひとこと

公設試験研究機関で培った研究経験を生かしながら、免疫機能にフォーカスした食品の加工利用研究を展開しています。

担当科目

学部

大学院

食品免疫機能分析学特論