教員紹介

教授

金山 素平

主な研究

「海成粘土の鉱物学的・化学的・工学的性質に関する研究」
「マイクロ技術を援用した粘土の力学的挙動評価」
「塩類溶脱が粘土の構造に及ぼす影響とその変形特性」
「非線形最適化手法を利用した実測値に基づく軟弱地盤の長期残留沈下予測と適用性」
「機械学習を利用した地盤の圧密沈下予測手法の検討」
「低平干拓地における海成粘土の圧密変形特性と水利構造物の沈下予測」
「産業廃棄物(カキ殻・竹繊維)を利用した土の固化処理技術の開発とその応用」
「CO2の固定化に基づいた土の安定化処理技術の開発」

プロフィール

活動概要

世界的に産業の持続可能性の向上が試みられており、農業による生産活動もその持続可能性がより強く求められています。その理由として、農業の生産活動による恩恵が人の日々の食と生活に密接することが挙げられます。長い歴史の中で多くの自治体および農業関係者によって築かれ、管理されてきた農地および農業用水利施設等を利用可能な状態で確実に次世代に伝えるためには、これらの農業用資源の戦略的な保全管理が重要です。日本の食料生産を支えてきた農地が次の50年を想定した農業生産を持続可能とする農地生産基盤として存続するよう、農地の保全技術、地盤の変形予測技術の向上に資する研究に従事しています。その内容は(1)力学的材料としての土の土質理工学的性質、(2)軟弱粘土地盤における農業用構造物の挙動予測・安定性評価、(3)環境に配慮した施工技術の開発に関する研究に大別できます。

ひとこと

熱意を持って取り組めば、自分の進む方角が見えてきます。

担当科目

学部

土質理工学Ⅰ・Ⅱ
農地環境工学
地域環境問題演習
卒業研究(生物生産環境工学分野)

大学院

地盤環境工学特論
生産環境の科学(IGP)