教員紹介
助教
藤田 弘毅
プロフィール
活動概要
○研究活動
ヒノキ科樹木の心材成分かつテルペンの一種であり、様々な生理活性から有用と考えられるヒノキチオール(beta-thujaplicin)の生合成経路の解明を、Cupressus lusitanica培養細胞を用いて行っています。これには、関与する酵素や遺伝子の探索も重要です。また、この培養細胞が発するテルペン類の化学生態学的研究を行っています。 培養細胞がストレスに応答して揮発テルペンを発し、同種の細胞が防御準備をするという植物間の情報伝達のモデル実験系を作りました。森林生物の共存と競争において生物間でどのようなコミュニケーションが行われているかを知る、それが最終目標です。
ひとこと
テルペンとは・・・・ググってください(chatGPTでも良い)。そのほうが早いです。
世の中でよく知られているのは香料だったり(ヒノキの香りとかあるでしょう)、滑り止めのロジン(要するに松ヤニ)だったり。どのような機構でテルペンが作られているか、樹木の中でどのような役割をテルペンが行っているか、人間や動物との関係は?調べれば調べるほど興味が尽きません。
キーワードは“ヒノキチオール“とTalking trees”です。
電話は苦手です。が、興味がある方はメールでならお返事します。
担当科目
学部
森林化学Ⅰ
樹木化学実験
基礎計測学実験(分担)
基礎有機化学実験(分担)
Forest product Science(分担)
大学院
森林バイオマス科学(分担)