教員紹介

教授

中山 二郎

主な研究

「腸内細菌叢の構造と機能に関する研究」
「アジア人の食と腸内フローラと健康に関する調査研究」
「グラム陽性細菌のクオラムセンシングを標的とした抗感染症剤の開発」
「乳酸菌の生産するバクテリオシンに関する研究」
「発酵食品の細菌叢の解析」

プロフィール

活動概要

○研究活動
(1)アジア人の食と腸内フローラと健康の関連性に関する調査研究
(2)ヒト腸内細菌のケミカルコミュニケーション
(3)グラム陽性細菌のクオラムセンシングを標的とした抗感染症剤の開発
(4)腸内細菌叢データを利用した乳幼児におけるアレルギー発症の早期診断法の確立
(5)発酵食品の細菌叢の解析
(6)乳酸菌の生産するバクテリオシンに関する研究

ひとこと

我々人間の腸内には、数百種類の腸内細菌が共生し、食事成分の消化残渣を腸内発酵して、著量の代謝物を生産します。それらは体内に吸収され、体中を駆け巡り、人の健康に多大なる影響を与えています。私は、多様でユニークでかつ優良な食文化を有するアジア人の食と腸内フローラと健康の関係について、アジアの研究者と協力して調査しています。特に、最近、アジア各地域からそれらの伝統的食文化がなくなりつつあります。その影響は、腸内フローラを通して、我々の体に大きな変化を及ぼしていると思われます。その現状を追求したく研究を続けています。

担当科目

学部

微生物工学
単位操作実験
バイオテクノロジー論
Bio-Engineering

大学院

微生物工学特論
システム生物工学特論