教員紹介
田中 史彦
主な研究
「3次元熱物質移動モデルによる青果物組織内の熱・ガス拡散係数の推定」
「粉砕による飼料用米乾燥の高効率化」
「食品微生物挙動のダイナミック予測と安全性評価システム開発(食の安心安全を支える技術)」
「CAE/CFDによる農産物および食品の加工・製造工程の最適化(コンピュータで支える食品&工程設計)」
「CFDによる液状食品のインフュージョン殺菌シミュレーション」
「確率モデルによる食品加工工程の数値シミュレーション(ばらつきを科学する)」
「フィルム包装法による農産物の調湿技術の開発」
「米粉の気流乾燥モデルの構築とプロセスの最適化(粒から粉としての文化を拓く)」
「水分拡散-膨張連成モデルによる穀物吸水過程の解析」
プロフィール
活動概要
〇研究
Real & Virtual × Wet & Dry アプローチ 安全で高品質な農産物を消費者に提供し、Well-beingな社会を実現するため、ポストハーベスト分野の研究を核とする基礎・応用研究を展開中です。
[未来社会創造型基礎研究]
[社会実装型研究:グローバル展開を目指すサステイナブルフードチェーンの構築]
〇教育
[基幹教育]
「農学入門Ⅰ」では農産食料流通工学分野における教育研究を中心に紹介します。フロンティア科目である「持続可能な農業生産・農産流通システム」の講義では、食品のフードロス低減と有機系廃棄物処理による循環型生産システムの構築に向けた最新の動向について概説します。「基幹教育セミナー」では学びの意義について協学します。
[学部]
「熱工学」および「応用熱工学Ⅰ・Ⅱ」の講義では、熱機関、冷凍機等の機械工学的分野から化学反応や化学平衡等の化学工学的分野で不可欠な伝熱工学を伝導,伝達,輻射を中心にわかりやすく教授します。「農産食料工学Ⅰ・Ⅱ」では食を支えるポストハーベスト技術の基礎と応用につき解説します。「農業施設学」では農産システムの構造や機能につき解説します。「科学英語」では、生物生産システム工学分野の文献に触れることで専門用語や英語表現を学ぶとともに、英語による発表演習によりプレゼンテーション能力を高めます。国際コース科目である「Agri-Food Production System Engineering」では、農産物の熱操作(冷却、加熱、乾燥)の基本とその応用について概説します。
[大学院]
「熱と流れの科学」等を通じ、農産物の熱操作における現象のモデリングやシミュレーション技術の習得など高度な内容を講義します。「ポストハーベスト工学特論」では農産物の流通・加工分野の最新の学問的動向と技術を概説し、実問題解決の事例についても紹介します。国際コースの「Bioproduction and Environmental Sciences」では、農産物の乾燥、加工、貯蔵の基本となる熱・物質移動計算について講義します。
ひとこと
担当科目
学部
生物生産システム工学問題演習
農産食料工学Ⅰ・Ⅱ
熱工学
応用熱工学Ⅰ・Ⅱ
生産機械・施設学
卒業研究(生物生産システム工学分野)
科学英語(生物生産システム工学分野)
大学院
ポストハーベスト工学特論