教員紹介

助教

増田 亮津

主な研究

「バキュロウイルスを利用した組換えタンパク質の高効率生産に関する研究」
「昆虫工場で生産したタンパク質の高付加価値化及び新規機能付加に関する研究」

プロフィール

活動概要

タンパク質は生命において様々な役割を担う必要不可欠な分子であり、それゆえ近年ではバイオ医薬品を中心に生体由来のタンパク質を有効利用する試みが活発に行われています。我々はカイコを組換えタンパク質の生産工場とし、有用なタンパク質を高効率に生産するための分子デザインやカイコの分子育種、さらには生産タンパク質を機能改変する研究を行っています。

ひとこと

カイコは絹糸の生産に欠かせない有用昆虫としてヒトの産業に貢献してきましたが、現代ではタンパク質の生産宿主として再注目されています。わずか一ヶ月もかからない期間で体重が1万倍にも増加するカイコは有用昆虫としてまだ知られていない未知のポテンシャルを持っていると考えます。このように昆虫が持つ魅力的な能力を最大限に活かしながら、研究・医療に貢献できるような有用物質をアウトプットしていきたいと考えています。

担当科目

学部

大学院