研究室紹介
アクアフィールド科学(水産実験所)
低炭素・循環型社会の実現に向けたブルーカーボンの評価・利用・創出技術開発、水際における魚類生態系の維持に関する研究、淡水魚類の生活史研究、淡水・汽水域の保全生物学的研究、水生無脊椎動物の再生産・発生・形態形成に関する研究と水産増養殖技術開発。
研究テーマ
(1)水圏の環境保全に根ざした生物多様性・生態系(主に魚類)に関する野外調査
(2)海産無脊椎動物の産卵・発生・成長に関する分子的基盤の解明とその知見に基づく飼育・増養殖字靴の開発
アクアフィールド科学講座では生物多様性、食料資源、遺伝子資源の保全・保護等で社会に貢献することを目標とします。人間が永久に恩恵を受け続けることができる、持続的な自然環境を目指すため研究を行っています。
今、水圏生態系が直面している資源量の急減とその原因である環境劣化等のインパクトを解明するには、様々な手法を用いた総合的学際的研究を実践しなければなりません。そして、我々の研究が目的を達成する時、水産資源の持続的利用、さらには質の高い生物多様性が確保され、真に我々が求めるべき「人と自然の調和」が実現できると確信します。