研究室紹介
バイオマテリアルデザイン
「生物に学び、活かし、超える!」
「生物に学び、活かし、超える!」をスローガンとして、環境調和型生物材料構築プロセスのデザインを目指しています。界面相互作用を操る独自のナノ・マイクロテクノロジーの探求、さらに得られる三次元構造と誘導される性質との相関を研究しています。
研究テーマ
(1)バイオナノ繊維の界面を活かした新奇融合粒子の創製
(2)環境調和型プロセスによるセルロースナノ材料の表面化学修飾
(3)セルロース系多糖膜材料の構造構築と機能創出
生物が造り出す構造体は優れた性質を示しますが、これは特定の有機(あるいは無機)物質(ビルディングブロック)が特定のパターンで集合組織化された階層構造に起因すると考えられます。このような「構造」と「機能」の相関性に関する知見は、モノづくりの良い道標となります。バイオマテリアルデザイン研究室では、生物素材の持つ特異な性質やその発現メカニズムを「材料」として発揮させるための「設計プロセス」の提案を目指しています。そのために、セルロースをはじめとしたバイオマテリアルの表面/界面の構造および物性についての理解とその制御に焦点をあて研究開発に取り組んでいます。