研究室紹介

森林政策学

森林の多面的機能向上、森林所有と経営の構造再編、林業労働者の雇用安定、森林資源利用と林産物の流通、山間コミュニティの振興、アジアにおける参加型森林管理を通じた地域住民の生計向上に関する制度設計や政策についての社会経済研究。

教授: 佐藤 宣子
准教授: 藤原 敬大
助教:

研究テーマ

日本の国土の約7割は森林に覆われています。人々の暮らしと森林は長い歴史の中で密接な関係にありました。現在は多くの人に知られる「森林の多面的機能」の持続的な発揮には、森林が単に存在するだけでは不十分で「適切な管理」が必要です。また、日本の森林の8割は中山間地域にあり、山村社会の持続的な発展は森林の「適切な管理」のためにも重要です。一方で世界に目を向けてみると、熱帯林をはじめ森林減少が大きな問題となっている地域もあります。それゆえ、森林と人類との関係を歴史的、社会・経済的に研究し、良好な森林を維持・形成するための方策を解明することは、持続可能な社会の形成を推進するためにも不可欠です。森林政策学研究室は、森林と人との関係について人文・社会科学的観点からアプローチしています。

研究キーワード

エネルギーデザインマーケティングリサイクル健康動物国際農業昆虫森林・林業機械気候変動水産流通災害環境畜産経済脱炭素農山村食品食料