研究室紹介

合成生物学

異種生物間の優れた機能を人工的に統合し、我々の生活を豊かにする人工生物を創出する学問分野を合成生物学という。我々は、合成生物学の知識を活用し、資源循環を損なうことなく有用物質を高効率に生産する新しい微生物を人工的に構築する研究を推進している。

教授: 花井 泰三
准教授:
助教: 濱田 浩幸

研究テーマ

(1)合成代謝経路構築によるバイオアルコール生産
(2)人工遺伝子回路の構築
(3)人工複合微生物系の構築
(4)大腸菌代謝系の数理解析
(5)バイオテクノロジー分野における機械学習の応用

合成生物学の新しい展開と応用を目指して、遺伝子組換え、代謝工学、培養工学、コンピュータ解析などの知識と技術を基に複数の生体分子から成る多種多様な「遺伝子発現や機能を制御する人工遺伝子回路」を構築し、有用物質を生産する合成代謝経路の最適化を図るとともに、微生物群を用いたバイオリファイナリーを実現する基盤技術の開発とその応用を推進している。

研究キーワード

エネルギータンパク質デザインバイオテクノロジー代謝微生物環境発酵脱炭素遺伝子酵素