研究室紹介

土壌環境微生物学

環境保全・資源利用や持続的生産体系の構築へ

環境・生態系微生物の機能と元素・物質循環に関する基礎研究。 環境保全・資源利用や持続的生産体系の構築のための応用研究。

教授:
准教授: 田代 幸寛
助教: 大城 麦人

研究テーマ

(1)土壌環境微生物の群衆構造と機能を解析する分子生物的手法の開発と環境評価
(2)複合微生物系を用いたメタ発酵による有価物変換法の確立と体系化
(3)植物成長促進細菌による機能性コンポスト生産と新規微生物農業法の開発
(4)有用微生物の新規分離法

土壌環境微生物・複合微生物系研究はこれからの微生物学のトレンドです。私達は、1) 微生物群集構造解析による環境評価と保全、2) 有価物変換による資源の循環利用、3) 微生物農業による土壌保全と活性化、4) 新規な難培養微生物の分離と性状解明、を目指しています。土壌環境微生物や複合微生物系について、多くが未分離で、その生態・性質・機能などが未知です。これらを解き明かすことで、学問・基礎科学の発展のみならず、産業、社会、環境保全など広範な貢献が期待されます。

研究キーワード

土壌微生物植物機能性物質環境生態系発酵農業