研究室紹介

土環境学

土を活かし、土環境を保全して健全な農地をつくる

海成粘土の鉱物学的・化学的・工学的性質に関する研究、土構造物の挙動予測と安定性評価に関する研究、農地・地盤災害に関する研究、マイクロ技術を援用した粘土の力学的特性の定量的評価とその応用、廃棄物を有効活用した土の安定化処理技術,土の微生物固化処理技術に関する研究。

教授: 金山 素平
准教授:
助教: 中野 晶子

研究テーマ

(1)海成粘土の鉱物学的・化学的・工学的性質に関する研究
(2)軟弱粘土地盤における農業用構造物の挙動予測・安定性評価
(3)農地防災、農地保全、海岸保全に関する研究
(4)汚染土の修復に関する研究
(5)環境に配慮した施工技術の開発

安定的な食料生産のためには、農地の整備と保全および農業土木構造物(水路、堤防等)の維持管理が必要です。また、環境の保全や資源の有効利用等に対する社会的関心は全世界で高まっており、周辺環境に配慮した持続可能な保全工法等の技術開発が望まれています。
当研究室では、地盤を構成する土の物理・化学・力学的特性を解明し、構造物の設計・施工および農地保全に活かすための教育研究や、汚染物質の排出抑制のための土材料の利用、汚染土の修復に関する教育研究について取り組んでいます。
さらに近年では、廃棄物の有効活用および微生物代謝機能による地盤の改良・修復技術についての研究開発に取り組み、地盤環境工学と異分野の融合を目指した新たな研究分野の開拓を目指しています。

研究キーワード

リサイクル土壌災害環境農山村