研究室紹介

植物病理学

各種植物病原微生物による新規病害の診断、病原体の検出・同定と発生生態、発病機構の解明、生物的防除法の開発に関する基礎的および応用研究、ゲノム比較を基盤とした病原性機構の解明

研究テーマ

（１）植物病原の同定、検出および発生生態に関する研究
（２）難防除病害の生物的防除の開発
（３）ゲノム比較解析に基づく病原性および宿主域決定機構の解明

植物の病気の多くは微生物が原因です。病原に感受性のある植物が病原に出会い、かつ環境条件が整った場合に病気が発生します。当研究室では、植物や農作物の病気の発生生態、および植物病原体の特性や機能について微生物学、生理・生化学、分子生物学、分子遺伝学、生態学など広範囲な視点と技術を用いて解明し、環境保全に基づく生態系調和型防除法の開発に資する基礎的および応用的研究を進めています。さらにゲノム比較に基づく病原性や宿主域決定機構に関する研究を実施しています。

研究キーワード