研究室紹介
漁業経済学
漁業資源管理、持続可能な漁業、魚価向上対策、海の公益的機能、外部性評価

研究テーマ
(1)漁業資源管理
(2)持続可能な漁業
(3)外部性と多様な利害関係
(4)水産物の需給問題
漁業経済学分野は、漁業資源の有限性と不確実性、及び漁業関係者らによる多様な利害関係から生じる漁業特有の諸問題について、資源経済論の観点から教育研究を行っています。
主に、漁業者の収益向上につながる研究を行っています。収益を向上させるためには、漁業資源の枯渇による供給量の変化、消費者選好の変化、漁場環境や養殖飼育の独自性による水産物の付加価値化などの問題に取り組む必要があります。また、自由な漁業が認められている公海においては、国内外の政府や漁業関係団体との利害関係から生じる外部性の問題や割当制度なども考慮して問題に取り組む必要があります。当分野は、以上の問題を資源経済論と計量経済学的手法を用いて究明しています。