研究室紹介
漁業経済学
持続可能な漁業生産活動に関する研究
漁業資源の有限性と不確実性、及び漁業関係者らによる多様な利害関係から生じる漁業特有の諸問題について、資源経済論と計量経済学の観点から研究を行っています。

研究テーマ
(1)新技術の導入が及ぼす効果に関する研究
・遺伝子編集技術を用いた水産物の社会的受容性評価
・昆虫粉末配合飼料の適用可能性について など
(2)漁業資源の管理に関する研究
・一次生産要求量を用いた漁業の環境影響評価
(3)漁業経営の改善に資する研究
・複合養殖経営の資源配分の最適化
・水産物の付加価値の評価 など
日本の漁業は、高度な水産技術と独自の魚食文化という強みを持つ一方で、資源管理、就業者不足、国際競争などの課題に直面しています。これらの課題を克服し、持続可能な水産業を確立するためには、技術革新、資源管理の強化、新たな担い手の育成など様々な対策が必要です。
上記問題を解決するため、本研究室では以上の点をメインテーマに研究しています。