研究室紹介
家畜生産生態学
高原農場実験実習場・伊都キャンパス農場
高原農場実験実習場:ウシ代謝インプリンティング(体質制御)機構の解明、先端IT技術による放牧牛管理システムの構築、耕作放棄地放牧、放牧肥育牛に関する産肉生理学、グラスフェッド型(国内の植物資源で育てた)牛育の肉質の解析と新規マーケットの構築、飼料イネに関する研究。
伊都キャンパス農場:暑熱環境下での生産性向上を主テーマ、遺伝学や細菌学の面から細菌叢と生産性および疾病との関連解析、センシング技術を家畜管理に活かす基礎的研究。

研究テーマ
高原農場実験実習場
(1)エピジェネティクス制御
(2)放牧システム下での家畜の生産性向上
(3)腸内細菌による体質制御
(4)黒毛和牛の新規畜産物利用
(5)内分泌ホルモンを利用した新規飼養システムの開発
(6)アミノ酸による産肉性向上
伊都キャンパス農場
(1)アジア・アフリカにおけるウシの環境適応遺伝子の探索と利用
(2)家畜における生体内マイクロバイオームと生産性、疾病、環境との関連解析
(3)アジアにおける家畜感染症の調査と対策
(4)家畜におけるリモートセンシングを使用した効率的な飼養管理
(5)ウシが快適に生産を行える牛舎システムの開発
高原実習場では、次世代型の牛肉生産システムについて、現在の問題点を踏まえ、日本の草で生産するという哲学に基づいたシステムの開発を目指しています。
伊都キャンパス農場では、ウシもヒトも健康に生きる畜産をテーマに、世界の食糧・環境問題に対応する幅広い研究を行っています。