研究室紹介

代謝・行動制御学

生体リズムに関する未知のメカニズムを発掘し、生物がもつ潜在的能力を社会に生かす

動物における体内時計のメカニズムおよび環境応答機構、季節リズムに対する行動・生理・分子応答機序、食品成分や栄養素による体内時計の調節、食事時刻と体内時計および脳機能調節、生体のストレス応答機序、体内時計や栄養素による眼球生理機能制御機構、生活習慣と眼の健康、体内時計による季節応答機構、松果体による体内時計・情動・気分制御機構の探索。

教授: 安尾 しのぶ
准教授: 池上 啓介
助教:

研究テーマ

動物は昼夜リズムや季節リズムといった自然の環境周期にあわせて、行動や代謝などにリズムを示します。代謝・行動制御学研究室では、「生体リズムに関する未知のメカニズムを発掘し、生物がもつ潜在的能力を社会に生かす」を基軸として、明暗周期や季節周期が動物の行動、神経、代謝に及ぼす影響を生理・分子レベルで明らかにし、体内時計の乱れで生じる病気を改善できる食品成分などを探索しています。時間生物学、時間栄養学、行動生理学、分子生物学、生化学、健康科学、神経科学など幅広い観点から研究を行い、ストレス制御、肥満・糖尿病改善、緑内障予防・治療、冬季うつ病の予防改善、産肉性制御などへの応用を視野に入れています。

研究キーワード

ホルモン代謝健康免疫創薬動物医療栄養機能性食品環境生命畜産行動遺伝子食品