【トピックス】山村の小さな学校の大きな学び-椎葉村立大河内小学校の児童が宮崎演習林で体験学習!

2026.02.02 トピックス
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クヌギ試験地の解説

2025年11月21日、宮崎演習林にて宮崎県椎葉村立大河内小学校の全校児童10名による体験学習が行われました。
大河内小学校は、九州山地の山間部に位置し、最寄りのコンビニエンスストアまで車で1時間弱を要する奥山にある、児童数10名の小さな学校で、地域にとってかけがえのない学びの拠点となっています。本取組は、宮崎演習林と近隣に所在する大河内小学校との連携事業の一環として毎年実施しているものです。

例年は夏に学生宿舎への宿泊を伴う体験活動を行っていますが、今年度は悪天候により十分な活動ができなかったため、改めて「1日体験学習」として実施する運びとなりました。

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林内散策
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落ち葉と稚樹の観察
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御神の滝での昼食

当日は天候にも恵まれ、宮崎演習林の技術職員の案内で森に入り、樹木の名前を教わりながら林内を散策したほか、落ち葉や稚樹の観察を行いました。またクヌギ試験地やシカ防除対策地などを見学し、大学の研究現場にも触れました。地元で親しまれている「御神の滝」での昼食タイムを含め、児童たちは五感を使って森の息吹を感じている様子でした。

後日、児童の皆さんから届いた心温まるお礼状には、樹木の名前を知った喜びや,多様な植物や土に触れた驚き、そして身近な自然を守ることの重要性に気づいたことなどへの感謝の言葉が綴られていました。

宮崎演習林では長年にわたり、大河内小学校の体験学習を支援してきました。宮崎演習林のフィールドを活用して行われている大河内小学校のユニークな体験学習の取組は、宮崎県教育委員会から表彰されるなど、地域から高い評価をいただいています。
宮崎演習林では、今後も地域に開かれた施設として地元の教育機関との連携を深め、次世代を担う子供たちの豊かな学びをサポートしてまいります。

お問合せ先または詳細

九州大学農学部附属演習林 宮崎演習林ウェブサイト