【トピックス】農学部 中尾 凜香さんが令和7年度山川賞を受賞しました!
令和7年9月25日(木)、本学伊都キャンパスの椎木講堂において、九州大学基金支援助成事業「山川賞」の令和7年度受賞者に対する授賞式が行われ、農学部2年生 中尾 凜香さん(受賞当時、現・農学部3年生)が受賞されました。
九州大学基金支援助成事業「山川賞」
山川健次郎初代総長の名を冠した賞であり、九州大学教育憲章が指向する人間性、社会性、国際性、専門性について優れた志を持ち、学業に優れ、将来、社会の様々な分野で指導的な役割を果たし広く世界で活躍することを目指す九州大学の学部学生を選考し、次代を担う若者を育てることを目的とした事業です。
受賞テーマと概要
私が山川賞を受賞させていただいたテーマは、「日本と世界を繋ぐ架け橋となれる人材へ」です。父の仕事の関係で幼い頃から日本、韓国、タイという異文化環境で過ごしてきました。その経験と農学という専門性を活かし、異なる価値観を繋ぎながら、地域と文化に根差したグローバルな環境問題の解決策を提案できる人材を目指しています。
受賞テーマに興味を持ったきっかけ
高校生の頃、タイの海でプラスチックごみを体内に取り込んだジュゴンやウミガメが命を落としたというニュースを目にし、大きな衝撃を受けました。この出来事をきっかけに環境課題に強い関心を持ち、海洋プラスチックごみ研究の第一人者である、磯辺篤彦教授にタイでお会いし、インタビューをさせていただきました。同国に研究拠点を構え、日本との懸け橋となって研究を進める姿に深い感銘を受けました。この経験から、私も農学という専門性と国際性を武器に、グローバルな環境において、「人と人、知と地をつなぐ」人材として環境課題に取り組みたいと考えるようになりました。
これから取り組んでいきたいこと
4年次には、プラスチック汚染が生態系に与える影響をより深く理解するために、水産生物環境学の高井先生のもとで、研究に取り組みたいと考えています。
将来的には、磯辺先生のご指導のもと、現地でのフィールド調査を実施し、そこでの廃棄物処理の実態調査とあわせて、微生物による分解やバイオプラスチックの応用など、農学の知見を活かした持続可能な解決策を現地に即して探っていきたいです。また、海外で行われている環境保全活動などの実践的な取り組みにも主体的に参加し、環境課題に対する多様な価値観やアプローチを学びたいです。
将来の目標
今後も「社会性」「国際性」「研究」の3つの軸を深め、日本と世界をつなぐ架け橋として成長していきます。農学という学問を通じて、課題に対して「答えを出す人」ではなく、共に解決策を考えるための「対話を促す土台をつくる人」であること。それが、グローバルな環境問題において、今の私が果たせる役割だと考えています。
関連サイト
- 九州大学基金サイトページ「令和7年度「山川賞授賞式」の挙行について」
- 九州大学サイトページ「九州大学独自の奨学金について」
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