【トピックス】香港バプテスト大学の学生が九州大学農学部を訪問しました。

2025年6月18日、香港バプテスト大学(HKBU: Hong Kong Baptist University)の地理学科および国際学院から、学生と教職員による代表団が九州大学農学部を訪問しました。本訪問は、農業・持続可能性・教育分野における国際協力と異文化理解の促進に向けた、農学部の継続的な取り組みの一環として実施したものです。
午前中には伊都キャンパスツアーが行われ、水素ステーションや農学部付属農場などの主要施設を紹介しました。九州大学の研究と教育を支える学術環境とインフラについて、参加者に説明がなされました。


正午には、日下部 農学研究院長による開会の挨拶が行われました。農業イノベーションにおける本学の豊かな歴史と国際協力への取り組みを紹介し、学術的関心と長期的な対話を通じて、国境を越えた関係を構築することの重要性が強調されました。
左からコールビー氏(国際学院)、日下部 農学研究院長、ウェイ氏(国際学院)
午後には、農学研究院の溝上 教授による講義が行われたほか、HKBUの学生と農学部学生団体「KYURIOUS」のメンバーによるプレゼンテーションも行われました。持続可能な開発目標(SDGs)、生物資源管理、環境問題、学生の研究テーマなど、グローバルなテーマについて活発な意見交換が行われ、学生・教員双方にとって貴重な学びの機会となりました。
また、大学間の協議では、研究分野での連携や今後の交流の可能性、共同学術事業の展開など、今後の協力について議論が交わされました。


訪問の締めくくりには、農学研究院附属国際農業教育・研究推進センターの謝 家暉 准教授による閉会の挨拶が行われ、両大学の継続的なパートナーシップを促進が呼びかけられました。今回の訪問は、相互理解を深めるとともに、将来的により深い学術協力の基盤を築く貴重な機会となりました。
Special thanks
- 農学研究院長 日下部 教授
- 工学研究院 立川 准教授、藤田 研究員
- 農学研究院 溝上 教授、森田 准教授、安彦 助教
- KYURIOUS
お問い合わせは、謝 家暉 准教授までご連絡ください。