【トピックス】農学部附属農場でブドウ生産者団体の視察研修を受け入れました。
2025.02.26
トピックス


令和7年1月29日に、農学部附属農場において、ブドウ生産者団体の視察研修を受け入れました。
九州大学で育成したブドウ「BKシードレス」


レーズン(左)とストレートジュース(右)
九州大学の果樹研究グループは、ブドウにおける遺伝・育種的な研究を進める中で、優れた遺伝的性質をもつ品種「BKシードレス」を育成しました(本学プレスリリース:「生産者に優しく、消費者に優しい」種子なしブドウ新品種の育成に成功-栽培実用化に向けた取り組み本格化-)。
平成23年に品種登録された後、平成27年から苗木の販売を開始するとともに、全国各地のブドウ生産者に「BKシードレス」の栽培技術を移転してきました(本学プレスリリース:九州大学育成ブドウ新品種「BKシードレス」の販売開始と高品質果実のブランド化、九州大学育成ブドウ新品種「BKシードレス」を用いた地域活力の創造)
およそ100名が「BKシードレス」の栽培圃場を視察

ブドウ生産業および育種・苗木販売業の会員で構成されているブドウ研究会ならびに生産資材メーカーのおよそ100名が、山形県から宮崎県までの日本各地から参集し、「BKシードレス」の栽培圃場を視察しました。
参加者の多くが既に「BKシードレス」を栽培しており、栽培や加工について活発な情報交換を行いました。今回の視察研修の受け入れは、生産者の声を直接聞く良い機会となり、改めて「BKシードレス」の注目度の高さを肌で感じることができました。
今後もブドウ生産者等の視察研修を受け入れ、「BKシードレス」の導入および産地化を支援します。
問い合わせ先
酒井 かおり 准教授
Mail:sakai.kaori.198★m.kyushu-u.ac.jp
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