尾崎教授らの研究グループが育成した「あすたまJ」が「農業技術10大ニュース」に選定されました!

2023.12.27 トピックス

九州大学、農研機構、香川県および東北大学が共同で育成した、茎枯病抵抗性のアスパラガス新品種「あすたまJ」(茎枯病発生ほ場でも高収量が見込める革新的な抵抗性品種)が「農業技術10大ニュース」に選ばれました。

今回育成した「あすたまJ」は、難防除病害である茎枯病に対してアスパラガス種内での交配では期待できなかった高いほ場抵抗性を有し、茎枯病発生ほ場での春どり栽培における高い収量性を有します。既存の露地産地のみならず、これまで茎枯病のため営利的な生産が困難とされてきた温暖地の露地生産への導入など、アスパラガスの露地生産を革新することが期待できます。


農業技術10大ニュースの選定
この1年間に新聞記事となった民間企業、大学、公立試験研究機関及び国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容に優れるとともに社会的関心が高いと考えられる成果10課題を農業技術クラブ(農業関係専門紙・誌など30社加盟)の加盟会員による投票を得て選定しました。


お問合せ先または詳細
尾崎 行生教授 
農業技術10大ニュース