【トピックス】農学部附属演習林が、世界の森林研究ネットワークへーAPRU『森林生態系リビングラボ』に参画
カナダ、エクアドルでの現地イベントに参加し、国際協働を加速
九州大学は、環太平洋地域の大学間連携を推進する国際コンソーシアム「APRU(環太平洋大学協会)」の加盟校として、世界規模の森林研究ネットワーク構築に参画しています。
森林生態系リビングラボ
APRUは、アジア、北米、中南米、オセアニアの62大学が加盟し、社会課題解決に向けた研究・教育活動を展開する国際的な枠組みです。その中で2024年に始動した新しい取り組みが 「森林生態系リビングラボ・イニシアチブ(FELLI: Forest Ecosystems Living Lab Initiative)」。持続可能な森林管理や生物多様性保全、人と自然の共生を目指し、演習林を有する世界の有力大学が連携するプロジェクトです。APRU加盟大学の中から7大学のコアメンバーが選ばれており、本学もその一つとして活動しています。
国際会合での活発な議論
2024年12月、ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)でFELLIの初会合が開催され、九州大学から農学部附属演習林の久米 朋宣 教授と楠本 聞太郎 助教(当時)が参加。課題整理や短期・長期目標の設定など、ネットワークの基盤づくりに貢献しました。
エクアドルでの現地ワークショップ
続いて2025年10月、サンフランシスコ・デ・キト大学(エクアドル)主催のワークショップには、同演習林の阿部 隼人 助教が参加しました。会場は、アンデス山脈の雲霧林に位置する生物多様性ホットスポット。参加者は研究の現場である森林内に3日間滞在し、集中できる環境の中でフィールド実習や戦略立案セッションを通じて、森林生態系の課題解決に向けた具体的なアクションを議論しました。
今後の展望
FELLIでは、学生向けコースの開発・実施や共同研究を進め、森林生態系の重要課題に対する具体的な成果創出を目指します。九州大学は「VISION 2030」に掲げる国際協働の深化と拡大を実現するため、関係部局と連携し、こうした取り組みを積極的に推進していきます。
エクアドルでのワークショップの様子
※FELLIの詳細は、こちら(APRUホームページ。英語のみ)をご覧ください。
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