【トピックス】海外学生短期派遣プログラム「国際農学共修プログラム 2024熱帯林と気候変動をテーマとしたサマーコース@インドネシア」を実施しました。
昨年に引き続き九州大学農学部グローバルゲートウェイオフィスでは、インドネシア共和国で海外学生短期派遣プログラムを実施しました。今年度は2024年8月10日(土)~2024年8月30日(金)の21日間にかけて藤原敬大准教授(森林政策学)引率のもと12名の学生が参加しました。
実施内容
8月12日(月)~26日(月)はガジャマダ大学森林学部が主催する「Forestry Summer Course 2024:Tropical Forest Development Toward Carbon Neutrality and SDGs」に参加しました。
ガジャマダ大学はジョグジャカルタにある同国でトップクラスの国立総合大学で、九州大学とは2005年に全学レベルの学術・学生交流協定を締結しています。サマーコースは同学部の教員の責任下で、IFSA(International Forestry Students' Association)に所属している学生委員達が主体となって運営していました。今年のサマーコースにはアフガニスタン、バングラデシュ、インド、パキスタン、ケニア、マレーシア、メキシコ、ガンビア、フィリピン、台湾、インドネシアからの学生が参加していました。
学部での講義、演習林での実習、学外での文化研修に加えて、課外でも学生達は同じ宿泊施設に滞在し寝食を共にしながら交流を深めました。参加した九州大学の学生全員が、135時間(3単位)のサマーコースのカリキュラムを受講し、修了証を手にすることができました。
8月27日(火)~28日(水)は、九州大学独自のプログラムとして、東南アジア最大の規模を誇る屋外ゴミ処分場であるバンタールゲバン最終処分場(インドネシア西ジャワ州ベカシ市)、国際協力機構JICAインドネシア(ジャカルタ)、さらに熱帯林に関する国際的な研究機関でインドネシアのボゴールに本部を置くCIFOR(国際林業研究センター)を訪問しました。さらに、インドネシア九州大学日本人同窓生とも交流しました。
日本へ帰国した後も国境を越えた学生達の交流が続いています。プログラム全体を通じて参加学生の国際交流や留学への意識が高まり、今後の活躍が大いに期待されます。農学部グローバルゲートウェイオフィスでは、これからもこのような国際交流活動を推進し、様々なプログラムを企画していく予定です。
参考サイト
- ガジャマダ大学森林学部ホームページ(インドネシア語)
- ガジャマダ大学森林学部Facebook掲載写真(写真1、写真2、写真3)
担当教員
藤原 敬大 准教授
廣政 恭明 教授(2024年10月より国際教育ナビゲーションセンター 情報統括部門 教授)
中村 真子 教授
北 浩子 准教授
お問合せ先
農学部グローバルゲートウェイオフィス
TEL:092-802-4702
Mail:agrgateway★agr.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。