【イベント】マレーシアサラワク州森林管理局との学術交流協定調印式を開催しました。

2024.08.21 イベント

2024年7月23日(火)に本学農学部とマレーシアサラワク州森林管理局との学術交流協定調印式を開催しました。

サラワク州森林管理局は、マレーシアサラワク州の森林を管理している政府の組織です。重要な資源を管理する組織であり、研究組織も有しています。

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左からSemilan Anak Ripot 森林局副局長、Haji Hamden bin Haji Mohammad 森林局局長、中尾 実樹 農学研究院長、久米 朋宣 教授

本学からは中尾 実樹 農学研究院長・教授、尾崎 行生 農学研究院副研究院長・教授、井倉 則之 農学研究院国際交流委員長・教授、久米 篤 農学研究院環境農学部門長・教授、古賀 信也 農学部附属演習林長・教授、溝上 展也 農学研究院・教授、久米 朋宣 農学研究院・教授、片山 歩美 農学研究院・准教授、マレーシアサラワク州森林管理局からは、 Haji Hamden bin Haji Mohammad 森林局局長、Semilan Anak Ripot 森林局副局長、Runi Anak Sylvester Pungga 研究開発部長、Ricky Anak Jonathan Alek 企画管理部長、Hajah Salina Binti Haji Hamdi プロジェクト開発部長、Malcom Anak Demies 企画管理部シニアリサーチオフィサー、Aileen Sim Kai Fang 研究開発部研究員、Mohamad Hidayatullah Bin Mohamad 企画管理部上級研究員、Mohamad Fuad Bin Ahmad 法務担当役員が出席しました。

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調印式後、サラワク州森林局のみなさんとの集合写真

調印式後にはシンポジウムを開催し、サラワク森林局での取り組みや九州大学で行われている研究などについて講演いただきました。24日には九州森林管理局や林木育種センター九州育種場を訪問し、活発な意見交換が行われました。

サラワク州では、木材産業の急速な成長を促進しながら、熱帯林の持続可能な管理と生物多様性の保全において世界的に認知されることを目指しています。本協定を締結することで、炭素蓄積機能など、サラワクにおける森林生態系の評価を含む研究活動を促進させ、地球環境問題に共に取り組み、解決に導くことが期待されます。