COIL+(プラス)プログラム「実践を通して学ぶ短期研修プログラムin KOREA」を実施しました。
令和5年6月23日(月)~9月8日(金)、九州大学農学部はCOILプラスプログラム「実践を通して学ぶ短期研修プログラム in KOREA」を実施しました。COILプラスプログラムは、海外大学の学生とオンラインで共修(COIL型授業 "Collaborative Online International Learning" )を行ったあと、海外で実地共修を行う農学独自の国際共修プログラムで、今回が第3弾になります。
この度のプログラムは、韓国・江原大学校を相手校として、6月23日(金)~8月17日(木)はオンライン共修、8月28日(月)~9月2日(土)は江原大学校での実地共修を行い、本学農学部学生、江原大学校学生、教職員約20名が参加しました。
実地共修では、エコ農業博物館見学、農協視察、農業体験村訪問、漁業体験村での海洋リサイクル体験学習、韓国科学技術研究所分院/スマートファーム研究所見学、帰農学校視察を行いました。(写真1)
また、江原大学校がある春川市と春川市観光評議会が主催する「春川ファンツアー」に参加し、江原道地域の自然と文化を体験する機会にも恵まれました。
9月3日(日)~9月8日(金)は場所をソウルに移し、アグリテック関連企業訪問や植物工場での収穫体験などを行いました(写真2)。学生たちは,このプログラムを通して、SDGsの目標(#2,8,9,12,16,17)を日常生活でどのように取り組んで達成できるかを考えるとともに、英語、韓国語、日本語を駆使して友情を育みました。
コメント
プログラムを担当した九州大学大学院農学研究院 房賢貞助教
本プログラムを通して、学生らの中で、農学部で学んだ知識がどのように世界と繋がるのか、実践現場を体験することで今の学びの目標が明確になることを期待します。また、世界規模の社会課題に対して私は何ができるのか学生自ら考え、行動する課題解決型人材、引いては学びと実践から新しい価値を創造できる人材として育ってほしいです。本プログラムは、今後も多くの学生が参加できるように規模を拡大して実施する予定です。
プログラムに参加した農学部3年 渡邉観世さん
COILプログラムで様々な出会い、経験をすることができました。SDGsに関連した様々な施設に訪れとてもインスピレーションを受けました。またバスでの移動時間や、プログラム終了後のご飯会などでは、江原大学校の学生との交流ができ英語、韓国語、日本語を通したコミュニケーションが可能で、韓国と日本の文化的違い等も学ぶ事ができました。とても有意義な時間であったと思います。
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