先輩からのメッセージ

選択の自由と興味の発見

農学部 生物資源環境学科
生物資源生産科学コース 生物生産システム工学分野
学部4年(2023現在)

加藤 豊大

農学部は農林畜水産業に関する内容だけではなく、食品や農政経済など幅広い教育研究を行っている点が魅力の一つといえます。また、入学当初は所属する専門分野が決まっていないので、入学後に自らが将来行ってみたい研究をじっくりと考えたうえで所属分野を選択することができます。私自身、品種改良に関する研究を行いたいと思い入学しました、しかし、入学後に茶畑に建つ防霜ファンという機械に興味を持ったことがきっかけで、現在は農業機械を専門とする農業生産システム設計学研究室に所属しています。皆さんもぜひ興味のあることを探求し、有意義な大学生活を送ってみませんか?

最先端の研究に魅了

農学部 生物資源環境学科
応用生物科学コース 応用生命化学分野
学部4年(2023現在)

漆原 良太

九州大学農学部では幅広い学問を学んだのち、11の分野から自分の適正・興味に合わせてコースを選択します。そのためまだ将来の姿を描けない人も知識を広げながら自分に合った分野
を探すことができます。私は生命現象を分子レベルで解明する応用生命化学分野に惹かれ、最先端の実験機器を用いた、研究という「まだ誰も知らない世界を1番に見ることができる貴重な経験」に魅了されています。また、勉強以外にも課外活動や留学など新しいことに挑戦をするチャンスがたくさんあります。ぜひ農学部で刺激的でワクワクする大学生活を過ごしましょう。

食品について幅広い知識を得ることができる

生物資源環境科学府 生命機能科学専攻
食料化学工学教育コース 栄養化学分野
修士課程2年(2023現在)

服部 来実

私は、食と健康についてより深く学びたいと感じたため食料化学工学教育コースを選択しました。このコースでは、食品成分の機能性や製造方法、品質維持などの食品に関する幅広い知識を得ることができます。また、実験の手技も丁寧に指導してもらえる環境が整っているため、食品に興味がある皆さんに自信をもっておすすめできるコースです。現在は栄養化学研究室に所属し、食品中の脂溶性成分の機能性を探索するというテーマで研究を進めています。先生や先輩と相談しながら、研究活動を行う日々は、非常に刺激的で充実しています。皆さんもぜひ九州大学の農学部で食について理解を深め、充実した学生生活を送ってみてください。

原子から生態系まで、あらゆる学問の繋がりを実感できる

生物資源環境科学府 環境農学専攻
森林環境科学教育コース 流域環境制御学分野
博士後期課程3年

上森 教慈

我々の身近にある森林ですが、北から南、海岸から高山に至るまで、これほど豊かで多様な森林がある国はほかにないでしょう。森林はあって当たり前のものではなく、それ故に適切な利用や保全が必要です。森林環境科学教育コースでは、森林を理解し、持続可能な利用方法を学びます。私は本学が誇る広大な演習林を中心に森林のハチ群集を研究していますが、原子から生態系まで、学部の幅広い授業内容が研究に結びついています。みなさんも農学部でともに生きるものについて学び、学問が繋がる面白さを実感してみませんか。